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ミドルフェイズ4「パーティ」
ティータ「最後に確認なんだけど」
GM 「ん?」
ティータ「有栖川はなんで御堂陣を調査していたんだっけ?」
GM 「なにか裏でやばいことをやっているんじゃないかと、判断されたため、その裏を取るために派遣されたって感じかな」
ティータ「おっけ」
沙紗 「というか、激黒じゃないか・・・殺して良いよ(笑)」
GM 「判断早いなおい(笑)」
ここで何を調べるかをあーだーこーだと話し合うPC達、そして・・・
GM 「てか、いい加減に船上パーティに舞台を移したい今日この頃・・・」
沙紗 「まぁ、調べたいことは調べたし」
ティータ「調べなくて良い情報まで調べた感じはあるけどな。」
カズヤ 「俺が株を売るかどうかの重要な情報だってあれは!」
一同 「関係ねぇよ!」
カズヤ 「てへ?」
GM 「で、場面は移るぞ?」
沙紗 「と、その前に船に乗り込む前のシーンから行くわけだ。」
GM 「へ?」
沙紗 「あれ?ティータちゃん?時空鞘持ってる?」
ティータ「えぇ、今回はセキュリティがかなり厳しそうだと思いまして購入いたしましたの」
沙紗 「折角、ティータちゃんが持っていないと思って頑張って買ってきたのに(一同笑)」
朔 「あ、GM!」
GM 「ん?」
朔 「俺は、この二人と実は一緒にいますので」
GM 「あぁ、それは大丈夫だよ?こっちもそのつもりでいたし(苦笑)」
朔 「で、自分はダガーを体に十本ぐらい巻き付けているんですけど・・・」
一同 「なんだと!」
ティータ「この人とは本当に短い付き合いでしたわね」
沙紗 「まぁ、そう気をを落とすことはないよ〜本当に短い付き合いだったもん(一同笑)」
GM 「まぁ、朔はなにか上手いいい訳を考えておいてくれ(苦笑)
と、ボディチェックのシーンだなこれは」
黒服 「(朔の体をチェックして)貴様!何だこれは!?」
朔 「ん?君は俺の顔を知らないのかね?」
黒服 「・・・知らないが?」
朔 「あれ?俺は御堂さんの親戚なんですが・・・」
黒服 「・・・(いぶかしげな感じで)お名前は?」
朔 「朔っていうんだのん」
黒服 「朔?」
朔 「朔だのん」
黒服 「本名ですか?」
朔 「いや・・・偽名なんだが・・・(一同大爆笑)」
ティータ「自分で偽名って言っちゃダメじゃん!」
カズヤ 「自分から偽名と言い出すとか・・・その発想はなかった!」
沙紗 「これは・・・短い付き合い確定だな」
黒服 「・・・はい、没収となります」
朔 「これは商売道具なんだのん」
黒服 「いくら商売道具とは言っても・・・無理ですね」
朔 「君達は僕の商売道具を奪っていくのかのん?」
黒服 「はい♪」
朔 「・・・これでもかのん?
と言って、自分はナイフを投げ出します、そう!曲芸風に」
GM 「んんんんん〜・・・苦しいけど、良いや、
では、君達は無事に(?)ボディチェックを通ることが出来たと言うことで」
朔 「ありがとうだのん」
GM 「そして、ボディチェックを済ませたところでカメラはカズヤ達の方に移動するわけですが・・・
こっちはどうやってボディチェックを通るのかが見物ですね」
カズヤ 「いや、俺のほうではリメイションオブジェクトと言いまして、物品を異次元にしまうことの出来る物がありますので、
それにベッキーの分も一緒に異次元にしまってボディチェックを受けます。」
GM 「ぶ・・・そんな物を取ってやがったのか」
カズヤ 「まかせときな」
黒服 「失礼しました、ではこちらの方へ」
カズヤ 「うむ」
GM 「と、みんながそれぞれの席に着いたとき、ステージの方がライトアップされます。」
司会 「レディース・エンド・ジェントルメン!」
沙紗 「いかにもカタカナみたいな発音だな」
ティータ「GM・・・狙ってやったな?」
GM 「(ニヤリ)」
司会 「今日お集まり頂いたのは我らが御堂陣さまの縁のある方ばかり!その御堂陣様のこれからの発展と永遠の反映を願って・・・かんぱ〜い!」
一同 「御堂陣は!?」
GM 「あれ?ここで、一応御堂陣を出す予定だったんだが・・・」
ティータ「GMダメじゃん!」
GM 「うむ・・・じゃぁ、こうしよう
そうやって乾杯の音頭と共に御堂陣がステージに出てきます!」
御堂 「おい!俺の紹介はどうした!」
司会 「(驚いた様子で)はっ!完全に忘れておりました!申し訳ありません」
朔 「忘れていたんだ・・・」
ベッキー「あの司会・・・なかなかやりますね?」
カズヤ 「あの司会・・・クビだな」
沙紗 「いや、クビどころか路頭に迷う危機すらあるな」
GM 「と、クエスターである君たちにはここで感知を振ってもらおうか?」
ベッキー「13」
カズヤ 「11」
沙紗 「14」
ティータ「10」
朔 「12」
GM 「・・・10以上の方って全員かよ!
まぁ、全員分かります。御堂の周りを見ていると無駄に黒いオーラがあふれています」
ティータ「隠す気とか・・・ないんですのね」
沙紗 「あのオーラの量はやばいと思う〜」
カズヤ 「あの量は・・・やばいな
と、ベッキーにアイコンタクトを」
ベッキー「ぉぉ・・・何を見つめられているのかまったく分からない(一同笑)」
ティータ「ノリ的には『ご主人にそんなに見つめられると困るでござる』」
ベッキー「それで行こう(一同大爆笑)」
御堂 「それでは、私の方でささやかな夕食を用意しておりますので、皆さんごゆるりとお楽しみ下さい」
GM 「と、言うのを忘れていたけど、プレイヤーの五人は同じテーブルに着かされています」
沙紗 「同じかよ!」
GM 「まぁ、ここでプレイヤー達には顔見知りになって欲しかったわけだが・・・」
沙紗 「がやがや」
ティータ「ざわざわ」
GM 「・・・。」
朔 「コー・・・コーヒーが欲しいんだのん」
GM 「と、そのとき君たちのテーブルに御堂陣さんがやってきました」
御堂 「やぁやぁこれは、セントバーナード学園の皆さんと山田君ではありませんか」
カズヤ 「お久しぶりですね」
御堂 「うむ、久しぶりだ。
今日君たちがこのパーティに来てくれて大変安心している、まぁ、ゆっくりとパーティを楽しんでくれたまえ」
沙紗 「なんて怪しさを隠さない奴なんだ」
カズヤ 「昔の縁とはいえこのような場所に呼んで頂けるなんて」
御堂 「まぁ、君も同級生としてはかなり出世しているからね。この期に改めて会っておくのも、お互いのためだと思ったんだが
まぁ君が成功者だからこそ君を招待した訳なんだが」
GM 「と言って、御堂ははっはっはと笑っています。」
沙紗 「こいつ、本音すぎる」
カズヤ 「だめだこいつ・・・早く何とかしないと」
ティータ「(すっと立ち上がって)初めまして、私ブランド家の一人娘のティータと申します。以後お見知りおきを」
御堂 「これはこれはブランド家の方までやってこられるとは・・・私は実に運が良い」
ティータ「私は今回セントバーナード学園の代表としてやって参りましたので・・・」
御堂 「そうでいらっしゃいますか、まぁ、ささやかではありますが、楽しんでいってやって下さい・・・と君は・・・(と言って朔の方を向く)」
朔 「やぁ、陣さん久しぶりだのん」
御堂 「ふふふ、君は未だに言葉の使い方がなっていないようだねぇ」
朔 「まぁ、いつものことだから気にしない方が良いんだのん」
御堂 「(笑いながら)そうかそうか、まぁ、皆さん引き続きパーティをお楽しみ下さい、私は他の方々にも挨拶がございますので・・・」
GM 「と言って彼は他のテーブルへ向かっていきます。そして去り際に朔に向かってぼそっと」
御堂 「私の財産を狙っているんだろうが、そうはいかないぞ?」
GM 「と言って去っていくわけですが。」
沙紗 「なんだこいつ・・・黒いぞ?」
カズヤ 「所詮は守銭奴と言うことか」
ベッキー「そのこと私は聞こえました」
GM 「まじか!?」
ベッキー「まじです。」
カズヤ 「何か聞こえたらしいが、何が聞こえたんだ?」
ベッキー「あいつはちょっと危ないやつでしたよ・・・主人、もうあいつは
普通の目では見ることができないです。(一同大爆笑)」
GM 「あははは・・・」
ティータ「普通の目で見ることができないとか、どんなのなんだ!?」
朔 「(手をたたいて笑っている)」
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